INTERVIEW

医学部生の学習への熱意を、図書館としてサポートする

平成4年4月 採用

守永 盛志

山口大学学術基盤部

仕事の内容

山口大学医学部図書館における業務の総括を行っています。係員への業務の割振りやサポート、部署間の連絡・調整のほかに「24時間特別利用サービス」の管理全般も行っています。医学部では、夜遅くまで定期試験や国家試験の勉強をする学生が多くいるため、閉館後も利用が可能となる「24時間特別利用サービス」を実施しています。職員不在の時間帯もありますが、利用希望者にはガイダンス受講を必須とし、利用できるようにして医学部生の学びをサポートする環境を整えています。

他大学や他機関の方々

図書館には全国の大学図書館、中四国地区の大学図書館、県内の図書館など多くのコミュニティが存在し、それぞれが頻繁に研修会を開催しています。参加するたびに知人も増え、さまざまなことでサポートをしてもらい、つながりを感じます。以前大きな研修会で初めて講師を依頼されたことがありました。ちゃんと務まるか不安だったのですが、担当者が過去の研修会での知人だったおかげで、自然と緊張もほぐれ無事に役割を果たすことができました。

Q&A

業務を通じて成長したところを教えてください。
物怖じせず人前で話せるようになったところです。人前で話すことが苦手で、大勢の前で講師をするなんてことは考えられませんでした。しかし、図書館に来てからは、ガイダンスや説明会、研修発表など、講師として話をする場を数多く経験し、大勢の前でも物怖じせず話ができるようになりました。最初は戸惑いばかりでしたが、何事も経験し続けることで変化するものだと感じています。
仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?
図書館を利用する全ての人に対して丁寧に接することを心掛けています。図書館では多くの学生を相手にします。当然ながら、自分より年下の人たちばかりなのですが、自分の方が年上だからといって決して上からものを言うような態度ではなく、同じ目線に立って丁寧に対応するようにいつも心掛けています。利用する学生に不適切な行動や態度があったときには強く毅然と対応しますが、頭ごなしにならないように意識しています。

業務の流れ

学生用図書の選定に関する業務の流れ

8月

選定金額の確定

選定するための予算について委員に承認を得ます。

9月

図書の選定

該当する教員に学生用図書を推薦してもらいます。

10月

図書の発注

推薦された図書に重複がないかチェックをした後、リスト化し発注を行います。

12月

図書の受入

納品された図書を随時受け入れ、整備して配架します。